「競争」から「統合」へ

 

芳村思風一語一会 vol.2962
これからの成長原理は「競争」から「統合」へと変わります。
相手に勝つことでの成長発展から、
愛を原理にした統合・パートナーシップでの成長発展。
☆☆☆☆☆☆
対立と人格の大きさ
☆☆☆☆☆☆
人格の高さや深さは、個人的努力で作れるが、
実力をともなった人間の大きさは、人間関係修羅場をくぐり抜けて出来る。

人間関係の中での対立を乗り越えることで人格の大きさは作られていく。
対立を乗り越える。
対立とは違いがもたらすものである。
生まれてから後の体験・経験・知識や情報・解釈・出会いの違いから生まれる。
自分に無い、何かを持っているから対立する。

成長を目的とした人生をおくるのであれば、それを通して成長させる力が湧いてくる。
成長を目的としての人生なら、自分に無いものをもつ相手と付き合い学び取る。
つまり、成長する為に自分に無いものを教えてくれる現象が対立である。

対立を乗り越える。
これ迄は、乗り越える為に
説得したり、妥協したり、こびへつらったり、逃げたり、争ったり
そうしたことで問題解決をした。
しかし、それはけっして問題解決にはならない。
競争から統合の時代にかわっていく。
生き方の転換として、対立の意味を変えていくこと。

対立は、勝ち負けの対象ではない。
相手を倒すエネルギーでなく、自分自身を成長させる為のエネルギーとすべき。
対立とは、学び取らなければならない相手が誰かを教えてくれるものである。

成長発展の原理とは、力を合わせて共に成長すること。
統合とはパートナーシップであり、未来を乗り越える原理。
敵としてみたら、人間関係の修復は出来ない。
どのような目で見るか目を鍛え、目を磨くことが大切である。
愛とは学ぼうとする”目”である。

      


 「感性論哲学原理原則集 1」より

 やさしい笑顔と光がすべての方に届きますように・・・


競争はなくなることはありません。
競争して勝つことよりも大切なことがあるということです。
統合も、単なる同業会社の合併や提携による規模の大きさではなく、
異業種間でのお互いの長所を活かす統合です。、





「芳村思風 語録」
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